クロスロードとは


◆「岐路・分かれ道」を意味する「クロスロード」

阪神淡路大震災の体験を元に作られた、

難しい決断に迫られる災害対応を疑似体験するゲームです。

 ゲームに使う小道具は、トランプ大の「YES」「NO」カード。

参加者は5~7人のグループに分かれ、

「人数分用意できない緊急食料を配る?」

「ペットを避難所に連れて行く?」といった問題に

YESNOを決断し、その決断を下した理由を述べ合います。

 災害対応カードゲーム教材「クロスロード」



◆「クロスロード」の開発

「クロスロード」(登録商標第4916923号)「CROSSROAD登録商標第4916924号は、「文部科学省大都市大震災軽減化特別プロジェクト」の一環として、2002年から行われた阪神・淡路大震災を体験した神戸市職員へのインタビューを元に、京都大学教授・矢守克也氏、慶應義塾大学教授・吉川肇子氏、産業技術大学助教・網代剛氏(チーム・クロスロード・所属役職は現在のもの)により、2003年に開発されました。



◆「クロスロード」のルール

 例えばこんな問題

 「あなたは、避難所の食料担当。被災から数時間。避難所には3000人が避難しているとの確かな情報が得られた。現時点で確保できた食料は2000食。 以降の見通しは、今のところなし。まず2000食を配る?」

①YES/NOを決断  ⇒

②カードを裏向けで出す ⇒

「オープン!」のかけ声で ⇒

  一斉にカードを表に向ける

多数派が青座布団ゲット。

 一人だけ違うカードを出した

 時には金座布団をゲット。


⑤YES/NOを選んだ理由を一人ひとり述べあい、考えを共有します

 


◆「クロスロード」ゲームキットの購入

クロスロードのゲームキットは、下記より頒布されています。

 

京都大学生協ブックセンター ルネ

http://www.s-coop.net/rune/bousai/crossroad.html



◆関連書籍

・防災ゲームで学ぶ

 リスク・コミュニケーション

 「クロスロードへの招待」

 ナカニシヤ出版 

 http://www.nakanishiya.co.jp/book/b134280.html

 

・クロスロード・ネクスト   

 ナカニシヤ出版

 

 

  http://www.nakanishiya.co.jp/book/b134658.html

 

・被災地デイズ(時代QUEST)

 弘文堂

 

 

 https://www.koubundou.co.jp/book/b180968.html